寝違え・ぎっくり腰が増えています！！

最近、肩が痛くて動かせない、首がまわらない、急に腰が痛くなったとご来院される患者さんが急増しています。

いわゆる寝違え、筋違い、ぎっくり腰、ぎっくり背中と呼ばれるものです。

このような急性症状は、硬くなって柔軟性が弱くなった筋肉に、何らかの拍子で傷がついて、腫れて炎症が起こり、動かせない、動かさなくても痛いということが起こります。

何故この時期で急性の症状が多いのか考えられる点は２つあります。

１つ目は暑くなってくると冷たいものを摂り、汗とともに体温が下がり、寒い電車やビル内のエアコンに長時間当たって冷えてしまう。

２つ目は、年度始め～GWの疲れが溜まっていたり、普段からなかなか汗をかかないと体温調節がしづらく、むくんだり、急な暑さで汗をかくようになると身体が交感神経優位になり、疲れやすく痛みを感じやすく、１つ目の理由も重なって急性症状を発症しやすくなります。

《 急性症状の鍼灸治療  》

必要に応じて患部のアイシング(氷で冷やす)も行います。

寝違えやぎっくり腰などの急性症状にも鍼灸治療は可能です。

○鍼灸施術によって痛みを鎮静させる

○患部の周囲に施術することで幹部の負担を減らし、一時的に患部に集中した炎症を落ち着かせる。

○痛みから解放されることでリラックスし、人体の治癒力を高める。

急に身体が痛くなる、つらくなると、どうしたらいいか分からず、原因は骨？神経？筋肉か！？わからないので、とりあえず整形外科に行ってレントゲンでは頚椎に何もないと言われ、湿布と痛み止めを貰って帰ってきて、何年かに１度やたまに寝違ることを繰り返しているという声も耳にします。

激しい痛みがとれて治ったと思っていたら痛めた部分の筋肉が凝り固まって、同じところをまた痛める可能性もあります。痛みがとれてから原因をとり解すのも再発予防です。

鍼灸院では、徒手検査法といい、原因がどこにあるのか検査法も用いています。

筋肉を痛めてしまったら我慢をせず、鍼灸治療も視野に入れてみてください(^^)