よく聞く『免疫力』って何？どうやったら高くなるの？

 

寒い日が続きますが、みなさん体調くずしたりしていませんか？
『免疫力を高めること』これがとても大事です。じゃあ免疫力ってどうやったら高くなるの？？今日はそんな『免疫力の高め方』のお話です。

①身体を温める
体温が下がると免疫力も低下し、ウイルスや細菌と戦う力が弱まり、風邪をひきやすくなります。

【カラダを温める方法】
○湯たんぽ
頭寒足熱とよくいいます。足元を温めるのに湯たんぽは、熱量が大きくて身体を温めるのにとても適しています。

○入浴
風をひいたらお風呂はやめたほうがいい？そんな事はありませんよー！
風邪をひいて微熱がある時は、いつもより長くお風呂に入り、水分をたっぷり摂って湯冷めに気をつけましょう！
※熱が38℃以上あって立っていられなく寝込んでしまうような時は避けてください。

○ドライヤー
特に身体が冷えているなあーと感じる方は足の裏を温めるのも効果的です。
大椎（背中と首の間で、首の下にでっぱっている背骨の所）というツボをドライヤーや使い捨てカイロで温めると、症状が和らぎます。
やけどには十分注意してくださいね！

②消化の良い食べ物をたべる
消化しやすいということは、それだけ消化に費やすエネルギーを温存できます。
温存したエネルギーを身体を回復するエネルギーに使えます。

消化よくエネルギーになりやすいものを食べて、次のことに注意すると、もっと回復の近道になります★

【身体を温める・栄養がある・炎症を抑える・美味しい・簡単・軟らかい・食物繊維が少ない・加熱調理済み】

○お粥・うどん・雑炊
消化の良いメニューの代表です！
栄養が偏るので卵とじのお粥にしたりひと工夫しましょう。
お粥の味で飽きたときは、カツオや昆布でダシをとった雑炊なども薄味で消化に優しいでしょう☆

○鍋料理
鍋料理の食材は豆腐をメインにし、柔らかくした白菜、魚なら白身魚などが栄養豊富で消化も良い方なので問題ないでしょう！

○茶碗蒸し
非常に消化吸収も良い卵料理です。
胃腸にも負担がかからないオススメメニューです！

○フルーツ
風邪にかかってしまったら、イチゴやみかん、キウイなどでビタミンCを摂るとウイルスの活動を抑えてくれます。

☓控えたほうが良い食品☓
肉、魚、揚げ物、お菓子
刺激が強いもの(香辛料など)、塩辛い物

☓消化の悪い野菜☓
ゴボウやタケノコ、レンコン、パセリ、フキ、モロヘイヤなどの繊維の多い野菜やオクラやキノコ類などは消化が悪く、胃腸に負担をかけないようにするため、控えて回復してから食べるようにしましょう。

③睡眠をたっぷりとろう
良質な睡眠が1番効果的で風邪を早く治してくれます。

【睡眠の役割】
人間は睡眠中に免疫力が高まり、病気治そうと自然治癒力が働きます。
風邪っぽいなあーと感じた時は、少し長めに睡眠をたっぷりとれば、朝には治ってしまうでしょう。

寝汗は身体の熱を外に出しています。
そのままにすると身体が冷えてしまうので、すぐに取り替えましょう。綿素材のパジャマや肌着は、汗の吸収力が良くて肌ざわりもいいですよ★

寝る前には少量の水分をゆっくり飲み込んで、目覚めたときにすぐ水分が取れるように枕もとに水分を用意しておきましょう。

【保冷材で冷やす場所】
熱が出たときは、額よりも首のまわりやわきの下、太もものつけ根などリンパの集まる部分を冷やすと効果的です。

おれんじ鍼灸院では、風邪のひきはじめや風邪の症状に対して、しっかり身体を温める温灸や疲れた身体を回復させて免疫力や自然治癒力を高める鍼灸治療をしております。

これからの風邪予防に、インフルエンザやノロウイルス予防に！
辛いときは無理せず早めに医師の診断を受けて、睡眠不足や身体の冷えや胃腸の不調は早め治療しましょう☆