こんにちは、おれんじ鍼灸院です！
最近、クーラーでからだが冷やされて不調を訴える方が続出しています。
今日はそんな『クーラー病』について書いてみました。
皆さん、クーラー病ってご存知ですか？
夏が近づいて暑さが増すに連れて冷房を使う頻度が増えると起こる体の変化や症状があります。クーラーや扇風機を使われる方でしたら、皆さんの身の周りでも起こりうる可能性がありますよ！
多いのはクーラーの効いたオフィスで座って働く女性。クーラーで肌寒いと感じる環境の中で生活している方です。
女性よりも筋肉量が多い男性でも近年ではクーラー病にかかる方も増えています。
人間には気温が変化しても温度を保とうとする力備わっています。これを体温調整能力といいます。
長い間クーラーがよく効いた部屋で過ごしたり、夏の暑い外とを行き来して急激な温度変化を繰り返して、体温調整能力が崩れた状態が続き、自律神経の失調により様々な症状を引き起こすことをクーラー病（冷房病）といいます。
主な症状はからだの冷え、倦怠感、食欲不振、頭痛、腹痛、下痢、神経痛、生理不順など
≪予防方法≫
クーラーの温度は28度前後に保ちましょう。
外気温との差が3～4度以内になるように設定し(真夏は27度前後)
急激に体を冷やし過ぎないようにしましょう。
夜はエアコンのタイマーを使ったり、寝る前に寝室をしっかり冷やして、寝るときにはクーラーを切ってかけっぱなしを避けましょう。直に風を受けるとより冷たく感じるので風向きにもご注意を。
冷え性の方や女性は、ひざ掛けや腹巻きなどを使うようにしましょう。
時々外へ出て体を動かしたり深呼吸もおススメです。
夏でもぬるめのお湯にゆっくり入浴したり、首周りや脇の下、脚のつけ根など太い血管が通っているところにシャワーを当てたり、体をマッサージ、お灸など、血行を良くすることが効果的ですよ。
当院の治療ではボディケアで全身の血液の流れをスムーズにしたあとに鍼灸とくにお灸で部分的に冷えたところをしっかり温める鍼灸治療コースがお薦めです。
夏バテの防止にもなります。小さなケアの積み重ねで健康で元気な夏を迎えましょう！
コメントをお書きください